従業員ストレスチェックが１２月から義務化される

現代のストレス社会を反映しているかのようなニュースです。
改正労働安全衛生法の施行により、２０１５年１２月から
従業員５０人以上の企業に「ストレスチェック」の実施が
義務付けられる事になりました。

義務化により変わるのは、企業が１年に１度は従業員の
ストレスチェックを実施する必要が出てきます。

ストレスチェックは、企業が直接行うのではなく、
医師や保健師などの専門家に依頼して、社員のストレスの
程度をチェックします。

ストレスチェックの結果は、医師などの実施者が従業員に
通知する仕組みで、本人の同意がなければ、ストレスチェックの
結果を企業に伝えることは禁止されています。

ストレスチェックで高いストレスを抱えていると判断された場合は、
従業員に対して面談などによる指導を勧め、本人も必要性を認めた
場合は医師をはじめとした専門家が対応にあたります。

企業側は、職場の変更や就業時間の短縮などそれぞれの社員に対する
対応をしなければいけなくなります。

ただし、ストレスチェックの準備は進んでいないようです。
１０月からスタートするマイナンバー制度の対応に追われているようですね。
企業側は本当に大変だと思いますが、ビジネスチャンスも増えてくるかも
しれませんね。

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タグ：ストレスチェックセミナー ストレスチェック 改正労働安全衛生法